
王様
今回は小学生向けの海の生き物クイズを紹介するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
【海の生き物クイズ】小学生向け!簡単・面白い三択問題【前半10問】


王様
まずは10問出題するぞぉ!選択肢の中から正しいものを一つ選ぶのじゃ。
第1問
トビウオが飛ぶ距離はどれくらいでしょうか?
1.1~2m
2.5~10m
3.100~200m
+ 答えを見る(こちらをクリック)
3.100~200m
トビウオは海面に近い場所で泳ぐ魚です。
そのため、天敵に捕食されやすく捕まらないために飛びながら泳いでいます。
トビウオが飛ぶ距離は基本的には100~200mくらいですが、最長400m飛んだこともあるそうです。
第2問
ヤドカリはなぜ貝殻を背負っているのでしょうか?
1.柔らかい腹部を守るため
2.太陽の光に弱いため
3.中に隠れてエサをおびき寄せるため
+ 答えを見る(こちらをクリック)
1.柔らかい腹部を守るため
ヤドカリの腹部はとても柔らかく、ほんの少しの衝撃にも大きなダメージを負ってしまうため常に貝殻を背負い身を守っています。
成長するにつれて体が大きくなったり、貝殻が傷んでくると定期的にお引っ越しをするため、新たな貝殻を探します。
第3問
フグが膨らむ理由は何でしょうか?
1.身を守るため
2.満腹になったため
3.水中で浮かぶため
+ 答えを見る(こちらをクリック)
1.身を守るため
フグは危険を感じたとき大きく膨らむことで敵に威嚇し、驚かせて身を守ります。
膨張のう(ボウチョウ)という袋のような部分に水や空気をいれて体を膨らませています。
身を守る以外にストレスを感じた時に膨らむこともあるそうです。
第4問
クラゲの口はどこにあるでしょうか?
1.触手
2.傘の下
3.傘の上
+ 答えを見る(こちらをクリック)
2.傘の下
クラゲの口は傘の下中心部分にあります。
エサは種類によって変わりますが、魚やプランクトン、同じクラゲを食べるものまでいます。
また、肛門がついていないため糞も口から出して排出します。
第5問
イルカはどうやって会話するでしょうか?
1.ジェスチャー(動き)
2.超音波
3.普通にしゃべる
+ 答えを見る(こちらをクリック)
2.超音波
イルカは「エコーロケーション」、または「反響定位」と呼ばれる音波によって会話をしています。
発した超音波が物体にぶつかり、その反響によって物体の大きさや方向、形、更には人間の健康状態まで感じ取ることができます。
これによってエサを探したり仲間と会話したりしながら生活しています。
第6問
この中で最も強いのはどれでしょうか?
1.シャチ
2.クジラ
3.サメ
+ 答えを見る(こちらをクリック)
1.シャチ
シャチが「海の王様」と呼ばれる理由は、噛む力・泳ぐスピード・高い知識にあります。
噛む力と泳ぐ速さはトップクラス。
シャチが泳ぐスピードは約60~70kmで哺乳類最速と言われており、4~8トンある大きな体格からは想像出来ない速さで獲物を捕らえます。
また、手強い相手でも集団で仲間と連携して狩りを行うので、高い知識まで兼ね備えています。
第7問
ナマコは何の仲間でしょうか?
1.カキ
2.エビ
3.ウニ
+ 答えを見る(こちらをクリック)
3.ウニ
ナマコは「棘皮(キョクヒ)動物」でウニやヒトデと同じ分類の生き物です。
棘皮動物の特徴は五角形の体、堅さを自在に変えることが出来る炭酸カルシウムでできた多数の骨片などです。
大昔には沢山の種類の棘皮動物がいましたが、現在はナマコ、ヒトデ、ウニ、クモヒトデ、ウミユリの5種類のみとなっています。
第8問
この中で毒を持つウミヘビは何でしょうか?
1.クロガシラウミヘビ
2.シマウミヘビ
3.ホタテウミヘビ
+ 答えを見る(こちらをクリック)
1.クロガシラウミヘビ
クロガシラウミヘビは、体長約80~140cmで黒と白に近い薄い黄色の縞模様をしているのが特徴です。
猛毒を持っており、噛まれると倦怠感、呼吸困難、麻痺など最悪の場合死に至ることもある恐ろしい毒です。
他のウミヘビに比べて比較的攻撃的なので、見かけたら刺激せず速やかにその場を離れましょう。
第9問
ダイオウグソクムシはどんな味がするでしょうか?
1.苦い
2.甘い
3.酸っぱい
+ 答えを見る(こちらをクリック)
2.甘い
ダイオウグソクムシはカニやエビに似た味で柔らかく甘いのだそうです。
実際にダイオウグソクムシを食べられるお店もあるのだとか…。
第10問
ラッコがバンザイして水に浮かぶことが多いのはなぜでしょうか?
1.嬉しいことがあったから
2.疲れてきて体を伸ばしたいから
3.手を水につけたくないから
+ 答えを見る(こちらをクリック)
3.手を水につけたくないから
毛皮動物の中でも特に毛深いのがラッコです。
皮下脂肪がないので体温を維持するために沢山の毛が生えています。
しかし、手の平だけはエサや石を持ちやすくするため生えておらず、海に手をつけてしまうと体温が下がってしまうことからバンザイをしているのです。
【海の生き物クイズ】小学生向け!簡単・面白い三択問題【後半10問】


王様
前半10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は次の10問も挑戦してみるのじゃ!
第11問
普段食べているわかめは緑色ですが、「海で生きているわかめ」は何色でしょうか?
1.赤色
2.青色
3.茶色
+ 答えを見る(こちらをクリック)
3.茶色
わかめは褐藻類(カッソウルイ)というという種類に分類され、主に昆布、ひじき、もずくなども同じ仲間です。
海で生息しているときは茶色で、収穫されるとすぐにお湯に入れられます。
わかめの持つクロロフィルa(緑色)という色素とその他の色素が普段は酵素によって結合していますが、お湯に入れられると酵素が変性して働きがなくなります。
そうすることでクロロフィルaとその他の色素が分離し、クロロフィルa本来の色が浮き出ることで緑色になります。
第12問
ペンギンは天敵がいるかもしれない海に入るとき、どのようにして入るでしょうか?
1.しばらく海中を眺め続ける
2.最初の1羽が入った後安全確認してから入る
3.全員で飛び込む
+ 答えを見る(こちらをクリック)
2.最初の1羽が入った後安全確認してから入る
シャチやヒョウアザラシなどの天敵がいるかもしれない海に入ることは、ペンギンたちにとってとても勇気がいることです。
そんな中、最初に飛び込んだペンギンを「ファーストペンギン」と呼びます。
他のペンギンたちは最初に飛び込んだペンギンが無事かどうかを確認してから入ることで生存率を上げているのです。
アメリカではこの勇気あるペンギンのように、リスクを恐れずチャレンジするベンチャー精神を持った人のことを「ファーストペンギン」と呼びます。
第13問
「テッポウエビ」というエビはなぜ「テッポウエビ」という名前になったのか?
1.ハサミを使って大きな音をだすから
2.石を投げつけるから
3.体当たりをして攻撃するから
+ 答えを見る(こちらをクリック)
1.ハサミを使って大きな音をだすから
テッポウエビは、十脚目テッポウエビ科という分類のエビです。
英語にするとPistol shrimp(ピストルシュリンプ)といい、大きなはさみで「カチッ」と強い音を出します。
この音がまるで拳銃のようだとされこのような名前になりました。
第14問
海のギャングと呼ばれるサメの「1番の天敵」はなんでしょうか?
1.クジラ
2.シャチ
3.人間
+ 答えを見る(こちらをクリック)
3.人間
人間によって殺されるサメの数は、世界中で年間約6000~1億匹です。
現在サメの捕獲量は減少しているものの、少し減っている程度で今も年間数千万という数のサメが殺されています。
フロリダ自然公園が公開したファイルによると、2019年にサメが殺害した人間の数は5名。
映画などで怖いイメージのあるサメですが、そのほとんどは基本的に人間を襲おうとはしません。
襲うとしてもイルカやアザラシなどのエサと間違えてしまったり、人間による挑発的な行為が原因、または一部の気性の荒いサメのみで、ほとんどのサメはおとなしいです。
第15問
映画「ファインディングニモ」に登場する小さな魚「カクレクマノミ」。
このカクレクマノミは毒を持っているはずのイソギンチャクと一緒に暮らしています。
どうして一緒に暮らすことができるのでしょうか?
1.体が特殊な粘液で覆われているから
2.イソギンチャクの毒を食べるから
3.毒を解毒できるから
+ 答えを見る(こちらをクリック)
1.体が特殊な粘液で覆われているから
これまでカクレクマノミがもつ体の粘液がイソギンチャクと似た粘液を持つため、外敵と判断されず共存できると言われてきました。
しかし、最近の研究でクマノミの粘液のマグネシウム濃度が海水よりも濃く、イソギンチャクは周囲のマグネシウム濃度が海水よりも低くなった場合に毒を刺すことがわかりました。
そのため、マグネシウム濃度が海水よりも濃いクマノミはイソギンチャクに刺されることなく共存できるのです。
第16問
別名「ナポレオンフィッシュ」で知られるメガネモチノウオは、なぜ「ナポレオンフィッシュ」という別名がついたのでしょうか?
1.頭部がナポレオンの帽子と似ているから
2.ナポレオンが飼育していたから
3.ナポレオンが好きな魚だったから
+ 答えを見る(こちらをクリック)
1.頭部がナポレオンの帽子と似ているから
ナポレオンはフランスの英雄で知られる人物です。
なんとナポレオンフィッシュは全てメスとして生まれ、大人になるにつれてオスに性転換します。
その過程で頭のコブが大きくなっていき、その姿がまるでナポレオンの帽子のようだといわれ、この別名がつきました。
好奇心旺盛で人懐こい性格の魚です。
第17問
マグロはどのようにして眠るでしょうか?
1.岩陰に隠れて眠る
2.土に潜って眠る
3.泳ぎながら眠る
+ 答えを見る(こちらをクリック)
3.泳ぎながら眠る
マグロは「ラムシュート換水法」というエラ呼吸をしています。
他の多くの魚がエラを開いたり閉じたりしながら酸素を取り込むのに対し、マグロはエラの開閉が出来ません。
そのため、口を開けながら泳ぎ、飲み込んだ水に含まれた酸素をエラに取り入れることで呼吸をしています。
マグロは泳ぎ続けなければ死んでしまう魚なのです。
第18問
ホタテの目の数はいくつでしょうか?
1.1個
2.約5~10個
3.約60~200個
+ 答えを見る(こちらをクリック)
3.約60~200個
個体によって差はありますが、ホタテは約60~200個の目を持っています。
貝ひもの部分をよく見ると小さな点々がついてあり、そこがホタテの目になる部分です。
色の識別は出来ませんが明暗を区別することができ、2つの網膜を持っているので同時に2種類の映像を見ることができます。
第19問
ジュゴンの寿命はどれくらいでしょうか?
1.2~3年
2.50~70年
3.100~200年
+ 答えを見る(こちらをクリック)
2.50~70年
絶滅危惧種に指定されているジュゴンの寿命は、野生であれば50~70年と長生きです。
しかし、飼育するにはとても難しく、飼育した場合長くて30年、平均10年の寿命と言われています。
飼育の難しさから、飼育している水族館は世界でたったの2カ所しかありません。
第20問
ウミガメの産卵シーンで、よく目から涙を流している姿を見かけます。なぜ涙を流しているのでしょうか?
1.痛いから
2.海水の塩がしみるから
3.体内の塩分を外に出したいから
+ 答えを見る(こちらをクリック)
3.体内の塩分を外に出したいから
ウミガメが流している涙は実は目から流しているわけではありません。
目ではなく、目頭の横にある塩類腺という部分から流れています。
海に住む魚や動物たちは普段体に塩分が溜まりすぎてしまわないように体の外に排出しています。
魚はエラから排出できますが、ウミガメにエラはないので、代わりにこの塩類腺から塩分を排出し体内の塩分濃度を調節しているのです。

王様
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
「クイズ王国」ではいろんなクイズを紹介しているから、他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!