王様
今回は子供向けピアノクイズを出題するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ。
【ピアノに関する〇×クイズ】子供におすすめ!おもしろ雑学マルバツ問題【前編10問】
王様
まずは10問出題するぞぉ!〇か×か、正解だと思う方を選ぶのじゃ。
第1問
ピアノの鍵盤の数は「99鍵」ある。〇か×か?
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答え:×
ピアノの鍵盤は、一般的に88鍵あります。
この鍵盤数では、約7オクターブの音を表現することができます。
ちなみに、白い鍵盤(白鍵)が52鍵、黒い鍵盤(黒鍵)が36鍵の合計88鍵になります。
第2問
ピアノは「打楽器」である。〇か×か?
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答え:○
ピアノは「鍵盤楽器」になります。
しかし、楽器にはたくさんの種類があるのでじつはピアノを種類分けすると「弦楽器」や「打楽器」にも分類することができます。
その理由としては、ピアノの中身を見るとわかります。ピアノの鍵盤の先にはハンマーがついており、そのハンマーで弦を叩くことで音を出します。その仕組みが、弦楽器であり、打楽器でもあるということです。
第3問
ピアノの楽譜に書いてある「#」は、音を半音高くする記号である。〇か×か?
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答え:○
ピアノの楽譜では、音符の横に「#(シャープ)」が記載されていることがあります。
この「#」は、右横の音符の音に対し、半音高くする記号になります。
ちなみに、「♭(フラット)」は半音低くする記号で、「♮(ナチュラル)」は、音を元に戻すという記号になります。
第4問
ピアノにお手入れは必要ない。〇か×か?
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答え:×
基本的に弦は時間の経過とともに緩み、また木は湿度や温度で収縮するものなので、弦の張りなどに影響がでます。
グランドピアノやアップライトピアノのように、ハンマーで弦を叩き音を出すピアノの場合、弦の緩みを調節し、正しい音になるようにチューニングをする必要があります。これを「調律」といいます。また、鍵盤の引き心地やペダルの調整をすることを「整調」といいます。
これらの手入れはピアノが弦楽器であり、木でできた楽器であるため、必要になります。
第5問
オーケストラにピアノは含まれる。〇か×か?
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答え:×
一般的に、オーケストラにはピアノは含まれていません。
含まれていない理由には諸説ありますが、昔のピアノは今ほど大きな音がでなかったため、オーケストラでは存在感のない楽器であったこと、また他の楽器に比べ、表現力の乏しさもあるため、オーケストラには含まれていません。
ちなみに、ピアノとオーケストラが共演をする「ピアノ協奏曲」というものはあります。
第6問
「pp」は「ピアニッシモ」という。〇か×か?
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答え:○
ピアノの楽譜には、音階を示す音符の他に、どのように弾けば良いかを指示する記号もあります。
「pp」は「ピアニッシモ」と読み、意味としては「とても弱く」となります。
他にも「ff(フォルテッシモ)」は「とても強く」、「mp(メゾピアノ)」は「少し弱く」など、強弱を指示することで楽曲に表現力が出てきます。
第7問
「ファ」の右隣の鍵盤は「ソ」である。〇か×か?
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答え:○
ピアノの鍵盤上、「ファ」の右隣は「ソ」になります。
ただし、黒鍵も右隣にあるため、「ファ」の右隣は「ファ#/ソ♭」ということにもなります。
ピアノは鍵盤が音階通りの並びになっていますが、楽器の中には音階バラバラのものもあるので面白いですよね。
第8問
「ドレミファソラシド」は日本語である。〇か×か?
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答え:×
「ドレミファソラシド」はもともと「イタリア語」が音階を示している言葉です。
音階を日本語で表現しようとすると「はにほへといろは」になります。
ちなみに、「ト音記号」や「ヘ音記号」の「ト」や「へ」は、ドレミに置き換えると、「ト→ソ」「へ→ファ」となります。
第9問
ピアノを弾くときは「1本の指」で弾く。〇か×か?
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答え:×
ピアノは両手10本の指でそれぞれ鍵盤を弾きます。
そのため、手の形は猫の手のように指先を丸め、10本の指を全て鍵盤の上に添えるように準備します。そうすることで、滑らかに鍵盤を弾き進めていくことができます。
第10問
ピアノは「イタリア生まれ」の楽器である。〇か×か?
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答え:○
ピアノは1709年にイタリアで誕生しました。
それ以前にもピアノの原型となるチェンバロという楽器は存在していましたが、より強弱を表現できるように改良を加えられたものがピアノになります。
【ピアノに関する〇×クイズ】子供におすすめ!おもしろ雑学マルバツ問題【中編10問】
王様
前編10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は、次の10問にも挑戦してみるのじゃ!
第11問
2つ以上の音を同時に弾くことを「和音」という。〇か×か?
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答え:○
ピアノの鍵盤を2つ以上、同時に弾いて音を出すことを「和音」といいます。
ピアノの和音で一番スタンダードな弾き方は、3つの音を同時に弾く「三和音」になります。
左手で和音を弾き、右手でメロディーを弾くなどします。
第12問
ピアノの教則本のことを「バリエル」という。〇か×か?
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答え:×
ピアノの習い始めると、基礎を学ぶために「バイエル」と呼ばれる教則本を使うことがあります。
バイエルとは、元々ドイツのフェルディナント・バイエルという人の名前です。この人はピアニストであると同時に、教える立場の人でもありました。
このバイエルが作った「ピアノ奏法入門」という著書が今では「バイエル」という名で呼ばれるようになりました。
第13問
ピアノには「2本のペダル」がついている。〇か×か?
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答え:×
ピアノには、足元に「3本のペダル」がついています。
3本それぞれに役割があり、ピアノの演奏により表現力を出してくれます。
一番右のペダルは「ラウドペダル」といい、踏むことによって音を伸ばすことができます。ピアノの演奏の中で、一番使われるペダルかもしれません。
真ん中のペダルは、グランドピアノとアップライトピアノで役割が異なります。グランドピアノでは、「ソステヌートペダル」といい、踏んだ時に押している鍵盤の音を伸ばしてくれる役割をしています。ラウドペダルの方が使い勝手がいいので、あまり出番の少ないペダルです。アップライトピアノでは、「マフラーピアノ」といい、音を小さくする役割があります。
一番左のペダルは、「ソフトペダル」といい、音の響きを抑える役割をしています。このペダルもよく使われるペダルになります。
第14問
「ワルツ」は、2拍子が一般的である。〇か×か?
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答え:×
「ワルツ」はテンポの良い舞曲として有名で、ピアノでもよく演奏されます。このワルツは、「3拍子」が一般的で特徴でもあります。
ちなみに、行進曲で知られる「マーチ」は2拍子が一般的です。
第15問
「魔王」という曲を作曲したのは「シューベルト」である。〇か×か?
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答え:○
シューベルトは、1815年頃に「魔王」という曲を作曲しました。
この曲は、シューベルトが18歳の時に作曲したと言われています。ドイツの詩人・ゲーテという人が作詞した「魔王」を元に、作曲したと言われています。
第16問
グランドピアノの重さは「成人男性2人分」である。〇か×か?
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答え:×
グランドピアノは大きさに幅があるため、重さも約260〜415kgあります。
320kgのグランドピアノを基準とすると、成人男性4〜6人ほどに相当します。
そのため、重さに耐えられない場所では置くことができません。
第17問
鍵盤の真ん中にある「ド」から2つ目の「ド」までのことを「2オクターブ」という。〇か×か?
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答え:○
同じ音から次の音までのこと(「ド」から次の「ド」)を「1オクターブ」といいます。
そのため、真ん中の「ド」から2つ目にある「ド」は、「2オクターブ」といいます。
ちなみに、真ん中に位置する「ド」は、楽譜においても基準になる音になります。
第18問
「ピアノ」とは「綺麗な音」という意味である。〇か×か?
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答え:×
ピアノは実は正式名称ではなく、正しくは「クラヴィチェンバロ・コル・ピアノ・エ・フォルテ」といいます。
意味は「小さい音と大きい音を出すことのできるチェンバロ」です。つまり「ピアノ」は「小さい音」という意味になります。
ちなみに、チェンバロはピアノの原型になった楽器のことですが、その楽器がより表現力豊かになった楽器がピアノと言うことです。
第19問
「かえるのうた」の歌い出しの音は「ミ」である。〇か×か?
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答え:×
「かえるのうた」は「かえるのうたが〜きこえてくるよ〜」という歌ですが、初めの「か」の音は「ド」になります。
「かえるのうたが〜きこえてくるよ〜」を音に置き換えると、「ドレミファミレドーミファソラソファミー」となります。
第20問
ピアノの黒は「ペンキ」で塗られている。〇か×か?
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答え:×
ピアノは黒い色をしていますが、これは「漆塗り(漆から取れる樹液を用いた技法)」です。
「漆(うるし)」は水を弾く効果があるため、ピアノを湿度から守る働きをしています。
【ピアノに関する〇×クイズ】子供におすすめ!おもしろ雑学マルバツ問題【後編10問】
王様
中編10問はどうじゃったかのう?「まだまだ物足りない!」という人は、次の10問にも挑戦してみるのじゃ!
第21問
ピアノは、江戸時代に日本にやって来た。〇か×か?
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答え:○
日本初のピアノは、1823年に来日したオランダの医師シーボルトによって持ち込まれたと言われています。
そのピアノは今も残っており、山口県萩市の熊谷家に保存されています。
第22問
ピアノの材料には昔、サイの角が使われていた。〇か×か?
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答え:×
昔、ピアノの白い鍵盤にはゾウの牙が使われていました。
現在はワシントン条約によってゾウの牙の輸入ができないため、ピアノの材料にはできません。
第23問
演奏するのに18時間もかかる曲がある。〇か×か?
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答え:○
世界一長いピアノ曲の演奏時間は18時間もあり、ギネス世界記録に認定されています。
フランスの作曲家エリック・サティが作った「ヴェクサシオン」という曲であり、楽譜1ページしかない1分半ほどの曲を840回も繰り返すことで世界一長い曲になっています。
第24問
学校では、1クラスに2人以上はピアノを弾ける子がいるようにクラス分けが行われている。〇か×か?
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答え:×
学校では、1クラスに最低1人はピアノが弾ける子がいるようにクラス分けが行われます。
誰もピアノを弾けなかったら、合唱コンクールの時に困ってしまいますね。
第25問
日本でピアノを製造しているのは、静岡県のみである。〇か×か?
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答え:○
日本では、静岡県浜松市近隣でしかピアノが作られていません。
静岡県にはピアノメーカーの工場があり、ピアノの材料になる木材も豊富に確保できます。
第26問
世界三大ピアノブランドには、日本のピアノメーカーが含まれている。〇か×か?
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答え:×
世界三大ピアノブランドは「スタインウェイ&サンズ(アメリカ)」「ベーゼンドルファー(オーストリア)」「ベヒシュタイン(ドイツ)」の3つです。
第27問
ストリートピアノは、許可をもらった人だけが弾けるピアノだ。〇か×か?
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答え:×
ストリートピアノは、駅などの公共の場に設置されたピアノで誰でも引くことができます。
多くの人に注目されるので緊張しそうですね。
第28問
日本には、「ピアノの日」がある。〇か×か?
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答え:○
毎年7月6日は「ピアノの日」です。
第21問で解説したシーボルトが日本にピアノを持ち込んだ日が7月6日だったことが由来です。
第29問
グランドピアノの屋根には、音を反響させる効果がある。〇か×か?
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答え:○
グランドピアノの屋根には、音を反響させる効果があります。
演奏者から見て右側から開く仕組みになっているので、屋根を開くと右方向に強く音が飛びます。
第30問
ピアノを習っている子どもは、昔と比べて少なくなっている。〇か×か?
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答え:○
ピアノは昔から人気のある習い事であることには変わりないのですが、現在は子どもの数が減っています。
さらに習い事のバリエーションも多くなってきています。
そのような理由から、昔と比べてピアノを習っている子どもは昔と比べて減ってきています。
王様
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
「クイズ王国」ではいろんなクイズを紹介しているから、他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!