王様
今回は小学生向けお金の4択雑学クイズを出題するぞ!全問正解目指して頑張るのじゃ!
【お金の4択雑学クイズ】子供にオススメ!知って得する豆知識おもしろ問題【前編10問】
王様
まずは10問出題するぞぉ!選択肢の中から正解だと思うものを一つ選ぶのじゃ。
第1問
日本銀行券とは、なんのことでしょうか?
1.お札(紙幣)
2.銀行からお金をおろすカード
3.日本銀行に入る時に使う券
4.日本銀行に行かないともらえない特別なお金
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1.お札(紙幣)
正解はお札(紙幣)です。
お札の正式名称は、「日本銀行券」といいます。
お札をよく見ると、「日本銀行券」という文字が入っています。
お札(紙幣)は日本銀行が発行していますが、小銭(硬貨)は政府が発行していて、日本銀行券のような名称は特にありません。
第2問
お札は日本銀行が発行していますが、日本銀行の役割はそれだけではありません。
他にどんな役割があるでしょうか?
1.お札を作っている
2.町の人達のお金を預かっている
3.銀行にお金を貸したり預かったりしている
4.悪い人にお金をあげている
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3.銀行にお金を貸したり預かったりしている
日本銀行はお札の発行をしていますが、お札を作っているのは日本銀行ではありません。
個人のお金を預かることもありません。
お札を発行する、銀行にお金を貸したり預かったりの他に、政府に国のお金の管理を任されています。
日本銀行は「銀行の銀行」であり、「政府の銀行」でもある特別な銀行です。
第3問
お札の発行は日本銀行がしていますが、作っているのは日本銀行ではありませんでした。
では、どこで作られているでしょうか?
1.国立銀行券局
2.国立郵便局
3.国立通信局
4.国立印刷局
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4.国立印刷局
国立印刷局ではお札を作っています。また、お札の他に郵便切手も作っています。
ちなみに小銭を作っているのは、造幣局です。
第4問
お札が破れてしまったら、銀行に持っていくと交換してくれます。
では、その破れたお札の一部はどうなるでしょうか?
1.トイレットペーパーになる
2.銀行の人がもらっちゃう
3.ノリで貼って直す
4.みんなに配る
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1.トイレットペーパーになる
交換されたお札の大半は細かく裁断され焼却処分されてしまいますが、一部は再利用され、トイレットペーパーや封筒などの日用品等、色々なものに生まれ変わります。
第5問
平成元年から数年間、1円玉が大量に発行されました。
それはなぜでしょうか?
1.偉い人が1円玉が好きだったから
2.1円玉が新しくなったから
3.1円玉の材料がたくさんあったから
4.消費税が作られたから
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4.消費税が作られたから
正解は消費税が作られたからです。
平成元年まで、消費税というものは日本にはありませんでした。
初めの消費税は3パーセントで、100円のものを買うのに103円が必要になるなど、たくさんの1円玉が使われることになるため、たくさんの1円玉が必要になりました。
今は1円玉の発行は数十万枚ですが、当時は数年連続して20億枚、30億枚近くも発行されました。
第6問
コンビニで基本、現金でしか買えないものがあります。
それは一体なんでしょうか?
1.お酒
2.自治体指定のゴミ袋
3.新聞
4.スマホの充電器
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2.自治体指定のゴミ袋
自治体指定のゴミ袋は、現金でしか買えません。
他にも、切手やはがき・プリペイドカードなど多くのコンビニで現金でしか買えないものはいくつかあります。
第7問
お金は扱い方次第では犯罪になってしまう場合もあります。
次のうち、犯罪にあたるのはどれでしょうか?
1.マジックに使うために硬貨を加工した
2.お札をコピー機でコピーした
3.ポーチに入れていたお札が破れた
4.お札が破れたからテープでとめて使った
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1.マジックに使うために硬貨を加工した
硬貨の形をゆがませるなどの行為は「お金を壊した」とみなされて犯罪になります。
どんな場合でもやってはいけません。
しかし、お札を破ることに対しての罰則は法律には書かれていません。
とは言え、わざとお札を破る行為は人としてやってはいけないことです。
財布に引っかかるなどして破れてしまった場合は仕方ありません。銀行に持って行って交換してもらいましょう。
ただし、破れたお札にテープを貼ってはいけません。偽造を疑われる可能性があります。
第8問
硬貨には年号が印されていますが、昭和64年の5円玉と100円玉は存在しません。
それはなぜでしょうか?
1.7日間しかなかったから
2.全部失敗してしまったから
3.材料がなかったから
4.作るのを忘れてしまっていたから
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1.7日間しかなかったから
正解は7日間しかなかったからです。
昭和64年は7日間しかありませんでした。
その7日間の間には5円玉と100円玉は作られていなかったため、昭和64年の5円玉と100円玉は存在しません。
第9問
日本の通貨記号は、次のうちどれでしょうか?
1.$
2.¥
3.¢
4.£
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2.¥
正解は¥です。
円はローマ字読みでYenなので、頭の文字に横線を引いて記号にしたといわれています。
他の国の通貨記号も、$、¢、₩と、アルファベットに縦線や横線が引かれたものが多いです。
$:(ドル:アメリカやオーストラリア、香港などで使われている通貨単位)
¢:(ユーロ:アメリカ合衆国、ユーロ圏などで使われている補助通貨)
₩:(ウォン:朝鮮で使われている通貨単位)
第10問
日本の紙幣にはどんな紙が使われているでしょうか?
1.和紙
2.折り紙
3.パルプ紙
4.プラスチック紙
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1.和紙
正解は和紙です。
本などにはパルプ紙がよく使われていますが、日本の紙幣にはみつまたやマニラ麻といった植物の繊維を加工して作った和紙が使われています。
この紙はパルプ紙と比べとても丈夫で、雨で濡れてしまったくらいでは破れたりしません。
【お金の4択雑学クイズ】子供にオススメ!知って得する豆知識おもしろ問題【中編10問】
王様
前編10問はどうじゃったかのう?まだ物足りないという人は、次の10問にも挑戦してみるのじゃ!
第11問
1億円分のお札の束は、どのくらいの重さになるでしょうか?
1.1㎏
2.3㎏
3.6㎏
4.10㎏
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4.10㎏
正解は10㎏です。
1万円が1万枚で1億円、1万円札が1枚1gなので、1万g…10000gは10㎏です。
第12問
紙幣に描かれている肖像画を描いている人はどんな人でしょうか?
1.画家
2.国立印刷局の職員
3.漫画家
4.プログラマー
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2.国立印刷局の職員
正解は国立印刷局の職員です。
国立印刷局には工芸員という職員がいます。
お札のもとになる原図をルーペを使いながら筆やペンで描いて、彫刻刀で掘るというとても繊細な作業を行っています。
一人前の工芸員になるにはとても長い年月がかかります。
第13問
日本銀行で初めて作った紙幣は、商売の神様と言われている大黒天の肖像画が描かれていることから「大黒札」と言われていました。
この大黒札は長持ちさせるためにされていたある工夫で、逆にダメになってしまいました。その工夫とは何でしょうか?
1.ダイヤモンドを混ぜた
2.分厚くした
3.こんにゃく粉を混ぜた
4.ノリを塗った
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3.こんにゃく粉を混ぜた
正解はこんにゃく粉を混ぜたです。
当時、紙を強くするためにこんにゃく粉が混ぜられていましたが、その結果、お札がネズミなどに食べられる被害が出て数年で変更されてしまいました。
大黒様の足元にはネズミが描かれていましたが、悲しいことにそのネズミに食べられてダメになってしまったのです。
第14問
大黒札にネズミが描かれていたように、動物が描かれたお札はたくさんあります。
この中で日本のお札に描かれていないのはどの動物でしょうか?
1.ライオン
2.イノシシ
3.ニワトリ
4.猿
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4.猿
正解は猿です。
これまで日本のお札には、ねずみ、イノシシ、馬、ニワトリ、ハト、ライオン、キジ、鶴の8種類の動物と、想像上の鳥の鳳凰が描かれてきました。
第15問
現在日本で流通しているお金は全部でいくらくらいあるでしょうか?
1.100億
2.1000億
3.10兆
4.100兆
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4.100兆
正解は100兆です。
日本銀行の公表しているデータで、2020年、流通している金額は合計で118.3兆。
枚数では178.5万枚、これを積み重ねたら、富士山の473倍の高さになるそうです。
第16問
お金に関する漢字によく使われている部首があります。
それは何でしょうか?
1.日
2.貝
3.月
4.音
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2.貝
財産の「財」、貯金の「貯」、通貨の「貨」、資産の「資」、他にも…「貧」「費」「買」「贈」「賭」などお金に関する漢字の多くに「貝」が付きます。
これは昔、貝がお金として使われていたことが由来します。
第17問
世界的に見ても、紙幣にはよく肖像画が描かれています。
その理由は何でしょうか?
1.偽札防止
2.自国の偉人を忘れないため
3.描きやすいから
4.大事に扱われるように
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1.偽札防止
正解は偽札防止です。
人は人間の顔を認識する能力に優れています。
模様や動物の違いは気が付くことは難しいですが、人物の少し鼻の下が長かったり輪郭がゆがんでいたり表情が違っていたりという細かい違いで違和感を持つことができるので、表面に大きく人物が描かれています。
第18問
紙幣には、偽札を防止するための様々な工夫が施されています。
紙幣を光に透かして見た時、肖像画の右肩のあたりに見えてくるものは何でしょうか?
1.ハートマーク
2.小鳥
3.縦線
4.手
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3.縦線
正解は縦線です。
お札にライトを当て透かして見ると、中央の円に肖像画と、右端に縦の線が浮かんできます。
千円札には1本。5千円札には2本、1万円札には3本の線が入っています。
第19問
多くの銀行の入り口付近には、観葉植物が置かれています。
その理由は何でしょうか?
1.金運が上がるように
2.お客様が癒されるように
3.空気が綺麗になるように
4.強盗犯のおおまかな身長を測るため
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4.強盗犯のおおまかな身長を測るため
お金をたくさん扱っている銀行は、いつ強盗に狙われてもおかしくありません。
逃げた強盗犯を捕まえるために大切な情報は顔や服装、そして体格です。
身長は誤魔化しにくい重要な情報ですが、見ただけではどのくらいの身長なのかを判断するのは難しいでしょう。
そこで役立つのが観葉植物です。銀行に置かれている観葉植物の高さは170cmです。
それによって観葉植物より背が高いのか低いのか、犯人の大まかな身長を把握することができます。
第20問
「割引しないという」意味の言葉に「びた一文負けられない」というものがあります。
「びた一文」の「びた」は、金編に悪で「鐚」と書いて「質の悪い・偽物のお金」という意味があります。
それでは、「びた一文」は現代の価値にするといくらくらいでしょうか?
1.0円
2.約0.5円
3.約5円
4.約15円
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3.約5円
正解は約5円です。
室町時代中期から江戸時代初期にかけて、「鐚銭(びたせん)」と呼ばれる偽物のお金が出回っていました。
見た目も悪い粗悪品であったことから、本物の4分の1の価値があるお金として扱われていました。
一文は単純計算で現在の19円程度だとされているので、その4分の1は4.75。つまり約5円ということになります。
【お金の4択雑学クイズ】子供にオススメ!知って得する豆知識おもしろ問題【後編10問】
王様
中編10問はどうじゃったかのう?「まだまだ物足りない!」という人は、次の10問にも挑戦してみるのじゃ!
第21問
日本でお金の単位に「円」が使われるようになったのは何時代からでしょうか?
1.江戸時代
2.明治時代
3.大正時代
4.昭和時代
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2.明治時代
1871年(明治4年)に「新貨条例」というものが制定されました。
これにより、お金の単位として「円」が用いられるようになりました。
厳密に言えば、当時は旧字の「圓(えん)」が使われていました。
第22問
5円玉と50円玉には穴が空いています。
その理由はなんでしょうか?
1.少しでも材料費を節約するため
2.他の硬貨と見分けやすくするため
3.穴に紐を通して束ねるため
4.特に意味はない
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2.他の硬貨と見分けやすくするため
5円玉・50円玉の穴には…「他の硬貨と見分けやすくする」「偽造防止」などの意味があると言われています。
第23問
日本のお札の歴史の中で、最も肖像画に選ばれた回数が多いのは誰でしょうか?
1.聖徳太子
2.伊藤博文
3.福沢諭吉
4.坂本龍馬
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1.聖徳太子
聖徳太子は戦前に2回、戦後に5回の計7回もお札の肖像画になっています。
もしかしたら、この先もまた聖徳太子がお札に選ばれる時代が来るかもしれませんね。
第24問
硬貨には製造年が書かれていますが、お札には書いてありません。
その理由はなんでしょうか?
1.見栄えが悪くなるから
2.インク代を節約したいから
3.スペースが足りないから
4.お札は傷みやすいから
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4.お札は傷みやすいから
硬貨は汚れることはあっても壊れにくいため、1度作れば長く使うことができます。
お札は紙なので傷みやすく、どんどん新しいものに入れ替わっていきます。
そのためお札にはわざわざ製造年を印刷する必要がないということです。
第25問
次のうち、実在するお札はどれでしょうか?
1.2000円札
2.6000円札
3.20000円札
4.50000円札
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1.2000円札
2000円札は、2000年(平成12年)に開催された九州・沖縄サミットにあわせて発行されました。
表面には沖縄県のシンボルとも言える首里城の守礼門が描かれており、裏面には源氏物語のデザインが描かれています。
現在ではほとんど見かけることがなくなったため、実物を見たことがない人も多いでしょう。
第26問
1円玉1枚を作るのにはいくらかかるでしょうか?
1.1円
2.3円
3.9円
4.27円
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2.3円
1円玉は、純アルミニウムで作られています。
材料費や加工するコストを考えると、1枚あたり約3円かかる計算になります。
第27問
2024年(令和6年)現在、500円玉は何代目でしょうか?
1.初代
2.2代目
3.3代目
4.4代目
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3.3代目
初代の500円玉は、1982年(昭和57年)に登場しました。
2代目は2000年(平成12年)に登場し、3代目は2021年(令和3年)に登場しました。
新しくなる度に、偽造防止の技術も進化しています。
第28問
古くなって使えなくなった硬貨はどうなるでしょうか?
1.燃やして処分する
2.地面に埋めて処分する
3.国の金庫で大切に保管する
4.新しい硬貨の材料にする
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4.新しい硬貨の材料にする
硬貨は長く使うことができますが、劣化していきます。
自動販売機などでは認識できないほど劣化して使用できないと判断された硬貨は、新しい硬貨の材料として利用されています。
第29問
お札の寿命について正しいものはどれでしょうか?
1.1000円札が一番長持ちする
2.5000円札が一番長持ちする
3.10000円札が一番長持ちする
4.お札の寿命は全部同じくらい
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3.10000円札が一番長持ちする
1000円札と5000円札の寿命は1~2年、10000円札の耐用年数は4~5年だと言われています。
1000円札と5000円札はおつりとして多くの人の手に渡る分、10000円札よりも傷みやすいようです。
第30問
日本銀行の建物を空から見ると、とある漢字そっくりに見えます。
どんな形に見えるでしょうか?
1.円
2.日
3.国
4.和
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1.円
日銀本店の旧館は、空から見ると漢字の「円」そっくりの形に見えます。
1896(明治29)年に作られた建物で、国指定の重要文化財になっています。
しかし、当時のお金の単位として使われていた漢字は「円」ではなく、旧字の「圓(えん)」でした。
つまり、現在使われている「円」の形に似ているのは全くの偶然です。
王様
今回のクイズ問題は以上じゃ!君は何問解けたかな?
「クイズ王国」ではいろんなクイズを紹介しているから、他のクイズにも挑戦してみるのじゃ!